教育改革ということで最近何かと話題の、東京都杉並区立
和田中が、
今年1月から始めた
「夜スペ」に関して報じられていたので、ご紹介したいと思います。
Yahoo!ニュースからの引用です。
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『<夜スペ>成績問わず3年生希望者全員に 杉並・和田中』進学塾講師による成績上位者を対象とした夜間と土曜日の補習「夜スペシャル」(夜スペ)を
1月に始めた
東京都杉並区立和田中学校(代田昭久校長)が今月下旬から、
成績にかかわらず3年生の希望者全員に受講の機会を与えることにした。
新たに家庭教師派遣業大手のトライグループ(千代田区)と提携し、
進学塾のペースに合わない生徒に対応する。
代田校長によると、4月に3年生の生徒・保護者と面談した際、
「夜スペを受講したい」との声が未受講の生徒から多くあった。
このため、希望した生徒24人に学力テストを実施したところ、
習熟レベルに開きがあったため、
個別指導が必要なケースがあると判断しトライ側と話を進めてきた。
新たに受講する24人は2カ月間、進学塾「サピックス」(中央区)の講師による現在の夜スペを体験する。
その後、
「合わない」と感じた生徒はトライによる個別指導に近い形態の補習を受ける。
これまでの夜スペ同様、授業は月、水、金曜の夜と土曜の午前で、
授業料は企業側の協力で個人で受講する場合の半額程度となる。
これまで
成績上位者以外の補習は、土曜日に地域住民らのボランティアが受け持っていたが、
3年生になると物足りなく感じる生徒も出ていたという。
代田校長は「
もっと勉強をしたいという多様な子供たち全員にチャンスを与えたい」と話している。
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脱ゆとり教育が叫ばれる中で、もっと勉強したいという子どもに、勉強する機会を与えるのは良いことだと思います。
小中学校は義務教育ですが、最近は、学校の授業では勉強に不安・不満があるため、
塾へ行かないと受験などには対応できないとして、塾へ通う子どもが増えています。
そんな中、
義務教育の中で、しっかり満足いくまで、子どもたちが勉強のできる環境を作ろうという姿勢は、評価されてもよいものではないでしょうか。
ただ一つ不安なのは、やはり公教育であるので、
機会の均等が失われるのでは、ということですね。
もともとの夜スペは、成績上位者のみが対象でした。
しかしやはり対象外の生徒にも、夜スペを受けたいという希望があり、今回このような方針転換となったのですが、
理想はやはり、(塾講師がこんなことを言うのも変ですが)
塾へ行かなくても、学校だけで満足いく授業が受けられることです。
そして、塾へ行かなくても
自分で予習や復習を進められることです。
しかし、実際はそうではないため、塾というものが存在しているわけですよね。
昔は、それこそ
松下村塾の時代など、塾は、より勉強をしたい人が行くところでしたが、
今は学校の勉強についていけない子どもが行くところとなっている場合が多いのではないでしょうか。
授業についていけない子どもがでることは、決して推奨されるべきことではないですが、避けては通れないことです。
かといって、ついていけない子どもに合わせることで、もっと勉強をしたい子どもの機会を奪うことも、あってはならないことですよね。
ですから、このように、より勉強に励みたいという子どもに勉強する機会を提供できることはすばらしいことですし、
逆に、勉強についていけない子どもに、補習を行うのも、良いことだとは思います。
ただ一つ、本来そうであるべきなように、
通常の授業だけで事足りるという状態を目指す姿勢だけは忘れないでいただきたいと思います。
それが成り立っている上で、もっと勉強したい子どもには、その機会を
提供すれば良いのではないでしょうか。
また、補習に関しても、無駄に補習するのではなく、ゆくゆくは自力で予習復習ができる体制となれること、
(
具体的には、勉強のやり方・続け方を教えること)
を目指した授業のあり方であってほしいものですね(^-^)